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01 頭皮について
02 髪の基礎知識
03 脱毛症について
04 育毛について
05 スカルプDについて
06 5αR YEASTについて
07 髪に関する用語集
08 女性の薄毛
09 髪に良いライフスタイル
10 髪の雑学



脱毛症について
●抜け毛が増える原因は?
●脱毛症は何歳ぐらいから?

Q

抜け毛が増える原因は?

A 抜け毛が増える原因はいろいろ考えられますが、そのおもな説として「男性ホルモン」、「遺伝」、「ストレス」、「食事・生活習慣」などがあります。

1.「男性ホルモン」
男性ホルモン(テストステロン)はひげや胸毛など体毛の成長を促進するが、頭髪にとってはあまりよくない。毛根の毛母細胞でDHT(ジヒドロテストステロン)に変わり、毛根細胞を萎縮させるため、髪の毛の成長は止まり早く抜け落ちてしまう。

2.「遺伝」
やっぱり薄毛には、遺伝的要素が大きく関係している。でもお手入れ次第で、薄毛を食い止めることができるようになってきた。逆に、親も親戚にも薄毛がいないからと安心して、不摂生をすると薄毛になることだってあるので、注意!

3.「ストレス」
あらゆる病気に悪影響ともいえるストレス。もちろん薄毛にとっても例外ではない。ストレスが自律神経やホルモンのバランスを乱す→血流が悪化→毛根に栄養分を十分運べない→毛髪が育たなくなる、というワケ。

4.「食事・生活習慣」
髪の毛だって健康を保つには栄養が必要。バランスの偏った食事や睡眠不足などの生活が続いては、頭皮の栄養状態が悪くなり、髪は成長しにくくなる。また、たばこのニコチンは血流を悪化させるため、薄毛には大敵。
Q

脱毛症における男性ホルモンとは?

A 男性ホルモンと男性ホルモン受容体が結合して毛の成長を阻害します。男性ホルモンの中でおもなものはテストステロンです。これは、ほとんどが睾丸でつくられ、血液で毛包の細胞質まで送られます。そして、毛包の細胞質にある5α-リダクターゼという酵素により、ジヒドロテストステロン(=DHT)に変換されます。ジヒドロテストステロンは、テストステロンよりもホルモン活性が10〜30倍も強い男性ホルモンで、毛の成長を阻害する働きをします。毛の細胞分裂を抑制したり、脂腺を刺激して肥大化させ、過剰な脂の分泌を促し、毛の発育を抑制します。しかし、ジヒドロテストステロンがあるからといって、必ず毛の成長が抑制されるわけではありません。ジヒドロテストステロンは、それを取り込む入口である男性ホルモン受容体と結合することにより、毛の成長を阻害します。
Q

5α-リダクターゼって?

A 壮年性脱毛症では、髪が生えかわるたびに、ヘアサイクルの成長期が短くなっています。血中の男性ホルモン(テストステロン)は、5α-リダクターゼという酵素によって、より強力なジヒドロテストステロンに変換され、男性ホルモン受容体と結合することにより、ヘアサイクルの成長期を短縮し、成長を妨げるのです。5α−リダクターゼは、男性ホルモンを活性化させる酵素の一種で、髪の成長と密接な関係をもっています。正常なヘアサイクルにおいても、成長期よりも休止期のほうが5α-リダクターゼの活性が高いといわれています。つまり、5α-リダクターゼの活性をどのように抑えるかが脱毛症治療のポイントとなります。
Q

脱毛症は何歳くらいから?

A 何歳から薄くなるかは個人差があり、その程度もさまざまです。男性の場合、早い人は18歳前後から脱毛が始まることもあります。また、30代後半から急激な脱毛が進むこともあり、年齢や進行のスピードにかなり幅があるようです。遺伝のほか、ストレスや偏った食生活、不規則な生活などが続けば、20代、30代前半からでも薄くなり、年齢より老けて見えてしまうこともあるようです。
Q

壮年性脱毛症って?

A ヘアサイクルの成長期が短くなり、硬毛が軟毛化する脱毛症です。成人になった男性で徐々に脱毛が進展する脱毛症を指します。壮年性脱毛症の特徴は、前頭部と頭頂部の髪が薄くなります。どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。また、額の左右の上部から薄くなり始め、アルファベットのMのように、徐々に頭頂部に向かうパターンもありますが、これは日本人には少なく、欧米人に多いといわれています。髪が薄くなっている部分では、髪の毛の寿命が短くなり、せっかく生えてもあまり育たないうちに休止期に入ってしまいます。こうして髪の毛が細くなって、成長せずに抜けるようになり、それを繰り返しながら、少しずつ範囲が広がっていきます。薄くなった部分を見てみると、産毛状の毛が生えているのがわかります。
Q

壮年性脱毛症の兆候は?

A 頭皮が脂っぽい、毛が細くなった気がするなどは髪の危険信号です。壮年性脱毛症が発症する前の兆候には、ある程度共通の現象があります。頭皮が脂っぽいなどは、これらが壮年性脱毛症の引き金になるのか、関連性は良くわかりませんが、皮膚呼吸を阻害し、髪の成長に悪影響をおよぼします。また、壮年性脱毛症の初期の段階では抜け毛が多くなる、毛が細くなるなどの兆候があり、次第に本格的な壮年性脱毛症へと移行していきます。したがって遺伝的要素を持っている人で、以下の兆候が見られる人はヘアサイクルが異常化している可能性があります。

・頭皮や額が脂っぽい
・毛が細くなった
・フケが多い
・短い抜け毛が目立つ
・1日に150本以上の抜け毛がある
Q

脱毛症の種類は?

A 薄毛・抜け毛の原因はいろいろ。もちろん、その症状もさまざまなものがある。

1.「AGA (Androgenetic Alopecia)=男性型脱毛症」
男性の10人に1人の割合で発症するとされ、主に30〜40歳代から症状が目立ってくる。頭部全体ではなく、頭頂部と額の生えぎわから起こる。原因として、「男性ホルモン」が大きく関与しているといわれている。

2.「円形脱毛症」
何の前ぶれもなく突然、髪が円形や不整形に抜けてしまう。男性も女性も、赤ちゃんからお年寄りまで誰にでも起こる。以前まで、ストレスが原因とされていたが、最近、「自己免疫機能」と関係が深いことがわかってきている。

3.「脂漏性湿疹」
「Malassezia furfur(マラセチア菌)」は誰にでも存在するといわれている真菌。この真菌が増殖すると皮膚に炎症を起こし、フケやかゆみといった症状を引き起こす。そしてその炎症が悪化してしまうと毛髪の毛穴にまで波及して毛穴が毛根を保持できなくなり、脱毛を引き起こす恐れがあるともいわれている。

4.「抜毛症(ばつもうしょう)」
正常な毛を自分で抜いてしまう抜毛症(脱毛症)。学童期の子供に多い一種のクセで、精神的なストレスが引き金になることが多いよう。頭髪の一部を指でつまんで抜くため、脱毛箇所は不規則な形をしている。

そのほか、甲状腺分泌機能障害や、膠原病、梅毒など、全身性の病気によって脱毛が起こる場合がある。この場合は、頭髪が全体的に薄くなる。また、女性は出産後に抜け毛が多くなることがあるが、これはホルモンバランスの変化によるもので、時間の経過とともにもとの状態に戻る。






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